interview

高知あきんどなびメンバーに毎月インタビュー、商品・サービスから現在に至るまでの道のりやさまざまなお話を伺います。

今回は「青汁」という言葉を初めて使った遠藤博士から始まり現在の青汁ブームの元祖とも言える遠藤青汁高知センターの森直美さんに「青汁」の効用、販売を始めた経緯から現在までの道筋や高知で果たす役割や今後進んでいく道などをじっくりお聞かせいただきました。

遠藤青汁の活動はある意味「食育」の啓蒙活動でもあります。

生野菜がどうして良いか、他で作られた加工品と家庭で作ったお料理がどうして違うのかということを気づかせるための活動だと思っています。

話し手 ●森尚美さん /「(株)遠藤青汁高知センター」専務取締役

No.009 || 聞き手●片岡佐代

(株)遠藤青汁高知センター
専務取締役 森尚美さん

スーパー野菜とも呼ばれるケールは野菜の王様です。

(株)遠藤青汁高知センターさんの商品はコチラ

「青汁」では老舗中の老舗、遠藤青汁高知センターさんです。 こだわりのケール100%青汁は飲みにくいとも言われますが、創業時から現在まで健康志向の方々に根強い人気で手堅く支持されています。 「食育」「地域貢献」も視野に入れ地域と共に歩まれてきた事業が生産地や中山間地域を巻き込み、さらに大きく羽ばたかれることを期待してやみません。

「高知あきんどなび」 片岡

遠藤青汁高知センターのルーツ

──遠藤青汁さんは昔からお名前を聞くことが多いのですが、ルーツを教えてください。

遠藤青汁高知センターのルーツは私の父が42年前に膠原病という難病を青汁で完治させてことがきっかけで青汁を高知から広めようということで会社を立ち上げました。
わたしもその年に生まれたので会社とは同い年です。

──森さんの人生の始まりと同時とは運命的ですね。

当時「青汁」という言葉を作った遠藤仁郎博士がご存命でしたので、父は難病を克服した後博士のもとで「青汁」について学び、その製法を得て高知で製造工場を建て事業を始めました。

当然世の中に「青汁」という言葉がなかったので、「青汁いかがですか?」と言っても「そりゃ何ぞや?」という世界からはじまりました。
実は青汁の原材料のケールという野菜は野菜の王様で栄養価がとても高く青汁を飲むことで健康が維持できたり、病気が治ったという経験をなさった方がいるという口コミから販売が広がってきました。

まさにケールの緑! 瓶入り「青汁」は宅配で届きます。

──膠原病は今でも難病でなかなか治癒しないと聞いていますが「青汁」はよほど効果があったんですね。

治りました。ケールはとても繁殖力は強く、パワーのある植物です。

──森さんは初めての社会人としてのお仕事はこちらでしたか?

社会人としては最初四国銀行に5年間勤めました。
3年目に父が他界しましたが「お世話になったのであと2年間は恩返ししなさい」と父の最後の言葉があったので5年間勤めあげてから遠藤青汁に入社しました。

──入社後すぐに主になって頑張ることが必要な環境だったということですね。

そうですね、まずは現場から工場や畑、事務、営業などを経験しながら最終的には経理関係に落ち着きました。

──全部署を経験なさった訳ですね。

それぞれ期間は数カ月でしたが自社業務の流れがわかっていないと経営はできませんから全て経験しました。

──ご結婚は?

入社から4年後の29歳で結婚しました。 その後出産ぎりぎりまで仕事をし、産後3~4年はパート的に仕事しましたが、手渡せない給与計算や総務の仕事は持ち帰ってこなしたりしました。

──頑張られましたね!今のお仕事はどんな内容ですか?

今は専務職で弟が代表取締役をしております。母から弟の代に変更し、この形になったのが7年ほど前です。

当初は何をしていいのかもわからないし「経営って何」という感じで見よう見まねでしたが、当時は財務面で金融機関との関係がとても大切な時期でしたので、経理の実務から金融機関対応までを手さぐりでやっていきました。

苦しい時期を金融機関への対応をしっかりとすることでこちらに耳を傾けていただけるようになり、それが一昨年の金融支援につながりました。

時期によって優先順位は変わります。

──女性として仕事と家庭を両立する上でハードルがあると思いますが、優先順位は意識してますか?

時期によって優先順位は変わります。 子どもが小さいときはやはり子供中心にすることで子供の命を育むことを一番に考えました。

社員のみんなには申し訳なかったのですが、絶対後悔したくなくて子供を優先させて貰いました。そしたら専務が先例を作ったおかげで私たちもお休みがとりやすくなったと言われました。(笑)

りんご青汁が新発売!

──リンゴ青汁が発売されたと聞きました。

リンゴのフレーバーを加えた青汁です、お子様にも飲みやすいタイプでご好評をいただいていておすすめです。

ケールの種はこの細いさやいっぱいに実っています、生命力は最強!

誇らしげに「青汁」が飲めると言っていただきたい。

──宅配の生青汁は存在感ありますよね。

うちの青汁は特殊で「美味しいですよ」とは勧めにくいですが、「野菜そのもの」「本物」「元祖」とかでは他にひけはとらない上質さだと思っています。

「青汁」は飲めないと言われる方も多いのも事実です。これを飲んでいただけるようにすることが今後の課題です。反面「青汁が飲める」と誇らしげに言ってくださるお客様の顔が支えになります。

──他と飲み比べてみるとよくわかりますね、生青汁と他の粉末青汁との比較は家庭のお料理と外食の差にたとえられる気がします。

遠藤青汁の活動はある意味「食育」の啓蒙活動でもあります。

もちろん売り上げは大切ですが、生野菜がどうして良いか、他で作られた加工品と家庭で作ったお料理がどうして違うのかということを気づかせるための活動だと思っています。

──そういう意味では大きく地域貢献をしていますね。

今、社長がメインになって絵本を作ろうとしています、絵本を素材に子供を持つ親の食事を考えるきっかけを作っていくという講演活動などを予定しています。

──青汁絵本ですか?

ちょっぴり社長の私情が入って主役の名前が自身の息子と娘なんですが・・(笑)
絵本を素材に子供を持つ親の食事を考えるきっかけを作っていくという講演活動などを予定しています。

──「食は家庭の根っこ」ですものね。

「お腹を満たせば良い」だけではない食事をテーマとして持った生活をするかしないかでは結果が大きく違ってくると思います。

──楽しくみんなで食事をいただくと心も健やかになれますね。

「食育」は「その場を楽しむ空気」がまず一番なのかもしれません。 「いただきます」の言葉は命をいただくことでもあり、食卓はお互いの会話から自然に学ぶ場所でもあると思います。そういう場所に欠かせない「青汁」でありたいし、商品を通してそういうことを伝えたいです。

──商品で「食育」に貢献できますね、地域での役割という点では何かお考えですか?

地域としてはケールを生産して販売する6次化ができる会社なので、生産地や中山間地域の問題を解決するお仕事を作ることも自社の役割だと考えています。農業の方は販売が苦手な方が多い印象を受けます。販売面で架け橋となってつないでいけたらという意識を持っています。

──ぜひ生産地や中山間地での問題解決にご助力いただき、高知の優れた農産物の販売がぐーんと伸びることを期待しています!

(株)遠藤青汁高知センター

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